3DペンLab

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3Dペンで職場に鳥居を建設してみた

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誰もが日々「家や職場に鳥居があったらな~」

と思ってますよね。

今回はそれを実現してみました。

 

目次

 

さっそく調べてみた

いろんな鳥居があるんですね!

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今回はできる限りシンプルかつ、少し威厳のある鳥居を職場に建設したいと思います!

 

使用したもの

今回使用したのは

・木製フィラメント 適量

・3Dペン

・はんだこて

アクリルガッシュ(絵具)

・定規

・紙

です。

 

木製フィラメントというのは、プラスチックの中に木の粉が入っているフィラメントです。

180℃~190℃で溶けるため、PLAに対応している一般的な3Dペンで問題なく使用することができます。

色は茶色のものが多く、使用する時は木を溶かすため少し癖のある匂いがします。

肌触りも違うので、今回は鳥居という事で和風な雰囲気が出るよう、あえて木製フィラメントを使用しました。

制作スタート!

まずは2本の柱をつくっていきます。

柱はフリーハンドでつくってもいいのですが、やはりある程度まっすぐ作りたいので今回は紙を丸めて筒状にし、その筒を芯にして書いていく方法をとりました。

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2本の柱が完成しました。

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右側の柱は、フリーハンドで作成したものです。気に入らなかったので写真を撮った後に作り直しました。

 

次に鳥居の横の柱を作っていきます。

柱と違って横長の立方体になるので、ここでは定規を使いながらできるだけまっすぐ立方体を描いていきます。

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作り方はそんなに複雑ではなく、4つの面を作って組み立てるだけです。

 

ここで1つポイントがあります。

3Dペンで平面を塗りつぶしたとき、描いた裏面は押しつぶされてつるつるのきれいな平らになっています。

きれいな立方体をつくりたいときは描いた面の裏面を使うようにすると、きれいな立方体になりやすいのでお勧めです。

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描いた面の裏はつるつるになる

 

横の柱ができたら2本の柱とくっつけていきます。

3Dペンだけでくっつけることもできますが、

どうしても凸凹が生まれてしまうので気になる場合ははんだこてで整えましょう。

 

くっつけれたら鳥居の形は完成です。

(着色前の写真がなかった、、、)

 

初めての着色

鳥居と言えばやっぱり赤色です。

今回は木製フィラメントを使用して茶色の鳥居になっているので、

赤色のアクリルガッシュで色を塗っていきます。

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アクリルガッシュはプラスチックにも着色ができる絵具です。

絵具の使用は中学生ぶりで、3Dペンの作品に着色をするのはこれが初めてでした。

 

ググって調べた知識をもとに着色をしてできあがったものがこちらです。

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着色が下手なのか少しガサガサした表面になっていますが、

しっかりと赤色になりました。

 

職場で使用してみた

完成したのでさっそく職場に飾ってみました。

 

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唐突に厳かな雰囲気が漂いはじめました。

これ、お賽銭箱も作ったらお賽銭入れてくれるんじゃないか、、?

風格をアップさせるために鳥居にパーツを付け加えましたがいい感じです。

 

もちろん持ち運びが可能なのでこんなこともできちゃいます。

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これでデスク周りが厳かになります。

気持ちを落ち着かせて仕事に臨めますね。(邪魔だったけど)

 

最後に

いかがでしたでしょうか。

無事に3Dペンで鳥居をつくることができ、職場に飾ることができました。

 

ものづくりによって普段じゃ見えないものが見たり、

経験できないことができたりして面白いですね。

 

今回は初の着色にチャレンジしてみました。

世界を見ると3Dペンでものを作るだけではなく、

その後の加工や処理までこだわり、およそ3Dペンでつくったとは思えないような

作品を作っている人たちが数多くいます。

 

私もその域に達することができるよう精進していきます。

それではまた別の記事でお会いしましょう。