3DペンLab

3Dペンのテクニックや、ノウハウ、活用方法などを詰め込んだ日本初の3Dペン専門サイト

小さい子でも安心の低温3Dペン「3Doodlerstart」を使ってみた

f:id:watagashitarou:20200514114449p:plain

低温で安全な3Dペン「3doodler start」の紹介記事です!

ステマじゃないよ!

 

目次

 

3Doodler startとは

まず読み方ですが、

「すりーどぅーどぅらーすたーと」

と読むそうです。

 

3Doodlerというメーカーが販売している3Dペンで、

今回紹介するペンの他にも3Dペンを販売しています。

世界的に見てもシェアは大きく、3Dペンを一番最初に広めた会社だと(勝手に)認識しています。

 

3Dペンは非常に楽しいツールである一方、危険もあります。

材料となるフィラメントを溶かすために先端の温度が非常に高温になるからです。

そのため少しでも油断するとすぐに熱い思いをします。(私もいまだにやります)

 

そんな3Dペンのネックを解消したのが

「3Doodler start」です。

www.diablock.co.jp

材料にはBPAフリーという、60℃~70℃で溶けるプラスチックスティックを使用しているので、

ペン自体が高温にならず使用中にペン先を触ってもやけどしません。(少しピリッとした感じはします。)

 

実は2020年1月から3か月間公式作家としていろいろ作品をつくらせていただいたので、

それらの写真も併せて使ってみた感想・レビューをしてみたいと思います。

使ってみた感想

この記事は企業案件ではないので、ぶっちゃけて正直に使った感想を記載していきます。

まずは良かった点です。

 

グッドポイント①圧倒的に気軽に使用できる

3Doodlerstartはその準備から、使用できるまでが非常にスムーズでした。

スイッチをオンにして10秒程度でペン先が温まり使用できるようになります。

f:id:watagashitarou:20200514112544j:plain

(on/offボタンとロードボタンしかない!わかりやすい!)

当然と言えば当然で、通常の3Dペンは180℃くらいまで温度を上げる必要がありますが、3Doodler startは60℃くらいまででいいのですぐに使用できるようになります。

 

加えて3Doodler startはペン自体にバッテリーが内蔵されているため、

使用していない間に充電をしておけば、コードレスで2時間ほど稼働してくれます。

(逆に充電中は使用できない)

本体もコンパクトで軽く、持ち運びがしやすいので家中のいろんなところで使用することが簡単にできました。

f:id:watagashitarou:20200514120558g:plain

(かばんかけに直接描くその①)

f:id:watagashitarou:20200514120729g:plain

(かばんかけに直接描くその②)
グッドポイント②加工の自由度が高い

BPAフリーという専用のプラスチックスティックは低温で溶ける分、通常のフィラメントより柔らかいです。

描いた直後は少し粘り気があり、よくくっつきます。

そのタイミングで形を調整することができるので、たとえ書き間違えても手で形を整えたりすることができます。

f:id:watagashitarou:20200514113020j:plain

(葉っぱの模様は爪でつけました)

一番固いタイミングでも、通常のフィラメントより柔らかいので、薄い作品なら曲げたりすることもできます。

その点ですごく加工がしやすいです。

 

グッドポイント③材料の色が豊富でかわいい

専用のプラスチックスティックはパステルカラーを中心に様々な色があります。

個人的には蛍光色の色合いのプラスチックスティックが可愛く気に入っていました。

小さい女の子は好きなんじゃないかな~。

f:id:watagashitarou:20200514113244j:plain

プラスチックスティックの写真全然残ってなかった、、)

光沢がないマットタイプなのでそれもいい点なのかもしれません。

 

上記のようなグッドポイントがあった半面で、惜しかったポイントもありました。 

惜しかったポイント①プラスチックスティクのロードが遅い

初めて使用する方は「こんなもんだろう」となるかもしれませんが、

普段からいろんな3Dペンを使用している私の使用感としては、

プラスチックスティックのロードが遅いように感じました

 

もちろんどんな作品をつくりたいかにもよりますが、

少し本格的に作品をつくろうと思うとロードに時間がかかる分、それなりに時間はかかりました。

f:id:watagashitarou:20200514113445j:plain

(このラッコは3~4時間くらい。長いのか短いのか)
惜しかったポイント②プラスチックスティックが短い、、。

通常の3Dペンで使用するフィラメントは、ぐるぐるにまかれていてある程度量がある状態で使用できます。なので使い始めて早々になくなることはほとんどありません。

 

しかし3Doodler startで使用するプラスチックスティックは1本1本が短いので、1つの作品を作っているうちにすぐ色がなくなってしまう印象を受けました。

(私が大きい作品を作りすぎなのかもしれません、、。)

 

プラスチックスティックも補給しながら使用しないといけないので、その部分を少し煩わしく感じてしまいました。

 

ただ上記の2点は私が使用する中で感じたことなのと、

通常の3Dペンと同じ感覚で使用しようととしたために感じたポイントでした。

逆にグッドポイントのメリットは非常に大きいので、初めての3Dペンとして使用してみる分に大きな問題にはならないかと思います。

 

作品紹介

最後に2020年1月~3月の間に3Doodler startで作成した作品を紹介していきたいと思います。

まだ記事にしてない作品もありますが、そのうち記事にしていきたいと思います。

f:id:watagashitarou:20200514113932j:plain

(謎のトリ)

f:id:watagashitarou:20200514113445j:plain

www.3dpenlab.com

f:id:watagashitarou:20200514113829j:plain

(家具からツタが生えた)

f:id:watagashitarou:20200514113905j:plain

セキセイインコ

f:id:watagashitarou:20200514113958j:plain

(壁から生えるゾウ)

f:id:watagashitarou:20200514114153j:plain

(壁から生えるチューリップ)

こんな感じの作品ができました!

振り返ってみると生き物、植物しか作ってない笑
 

今回紹介したポイントは全て私の超個人的な感想なので、あまり間に受けないでほしいですが、3Dペンが身近になったり使いやすさという点で、優れているツールなんじゃないかなと思っています!

 

まだまだ可能性のある3Dペン。

興味のある人は是非手に取ってみてください!

 

今回も最後まで読んでくださりありがとうございました!

また3Doodler startには3か月間お世話になりました!

また別の記事、面白い作品でお会いしましょう!