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3Dペンで球体をつくる3つの方法!

3Dペンといえば立体!

立体にの中でも今回は球体の作り方についてご紹介します!

 

球体が作れるようになると、その応用でいろんな作品が作れるようになります。

この記事では球体の作り方とコツをいくつかご紹介するので、是非試してみてください!

 

目次

 

球体の作り方①~型を作って球体をつくる~

初心者が3Dペンで中身が空洞の球体を作るのは結構難しいです。

私もそうでした。

 

なのでまず最初は、紙などで丸い形を作り、その周りを塗りつぶしていくような感じで作ることをおススメします。

 

作り方は以下です。

①まずつくりたい球体の大きさになるまで、紙をくしゃくしゃにします。

 

②テープで止めて形を安定させます。

 

③縦と横に型をなぞっていきます。

☆ポイント☆

紙やテープには意外にフィラメントがくっつきにくいです。焦らずゆっくりとペンを動かし、フィラメントがはがれないようにしましょう。

 

 

④球体を輪切りにするように、線を描いていきます。

 

 

⑤枠の間を塗りつぶしたら完成です。

 <この制作方法のメリット>

・準備が楽

・大きさを自由に調整できる

・失敗のリスクが低い

 

<デメリット>

・紙を丸めているので型が完全な球体にはならない

・中身が空洞ではなくなる

・上手にすべて塗らないとスキマから中身が見える

 

などのメリット・デメリットはあります。

ですが、型を簡単に用意できる上に、失敗してもやり直しがきくので初心者にはおススメの作り方になっています。

 

球体の作り方②~型を使って球体をつくる~

先ほどは球体の型を自分で作って、それをもとに3Dペンで球体を作る方法でした。

 

次の方法は、あらかじめ球体になっている型を購入し、それに描いていくという方法になります。

 

球体のカプセルは身近なところだと100円ショップに売っていたり、東急ハンズDIYコーナーに行くと、いろんなサイズの球体のカプセルが売ってあります。

ゴムボールやプラスチックのボールを型として使うのもいいでしょう。

ただ中には3Dペンの熱で溶けてしまうものもあるので、なるべく分厚く溶けにくいものを選びましょう。

 

まずは好きな大きさのものを購入してみましょう。

 

作り方は以下ですが、先ほどの作り方①とほぼ一緒です。

①縦と横に型をなぞります。

☆ポイント☆

なぞるのは半球分です。

全てなぞってしまうと、型を閉じ込めてしまい再利用ができなくなります。

 

②輪切りにするように半球に線を描きます。

 

③線の間を塗りつぶしていきます。

 

④半分が出来上がった時点で型から外し、もう半球を作成します。

 

⑤2つを3Dペンでくっつけたら完成です。

 

<メリット>

・型が完全な球体なのできれいに作れる。

・空中に描く必要がないので、制作が容易。

 

<デメリット>

・大きさが型に依存するので、自由度が低くなる。

・型があるとはいえ、きれいに作るにはある程度の技術が必要。

 ⇒ペン先との距離と、ペンを動かすスピードを一定にする必要がある。

・自宅にない場合購入が必要。

 

などのメリット・デメリットがあります。

ペン先との距離感を近づけすぎと型が熱で溶けたり、くっつきすぎて離れなくなってしまうこともあるので、型を使用する場合は十分に気を付けてください。

 

球体の作り方③~3Dペンだけで球体をつくる~

いよいよ3Dペンだけで、球体を作る方法です。

今回紹介するのはその中の1つの方法でしかないので、 正解ではありませんし、もっときれいに作る方法があるかもしれません。

 

この方法を使うと、中身が空洞の球体を作ることができます!

参考にしながら、いろんな作り方を考えてみてください。

 

作り方はこちらです!

①作りたい大きさの球体の下書きをします。

 

②その下書きと同じ大きさの丸と、一回り大きいサイズの丸を3Dペンで描きます。

 

③2つの丸を重ねて3Dペンでくっつけます。

 

④重なった輪の間をペンで埋めていきます。

☆ポイント☆

埋める時、丸みを持たせるために、描いた後すぐに指で形を調整しましょう。

3Dペンで描いた直後は熱いので気を付けてください。

 

⑤残りのスキマを埋めていって完成です!

☆ポイント☆

熱で変形するので、少しづつ進めてください!

最初は荒く、スキマは徐々に埋めていきましょう!

(荒く描くと最初はこんな感じになりますが↓)

(スキマを埋めていくとこうなります。ペン先の熱で溶かしながら描くようにすると、凸凹がなくなっていきます!↓)

 

<メリット>

・好きな大きさでつくれる!

・この作り方ができるようになると、いろんな形でも応用できる。

・3Dペンだけで作れるので準備が楽!

 

<デメリット>

・きれいな球体にするまでにはある程度の技術が必要。

・型が3Dペンのため、接合の時など熱で変形しやすい。

 

などのメリット・デメリットがありますが、やはり3Dペンだけで作れるというのはすごく大きいです。

下書きの段階で、もっと精密に描いたり、球体を輪切りのように細かく区切って作る方法など、いろいろあるので、大きさや用途に応じて試してみてください。

 

最後に

いかがでしたでしょうか。

「こんな球体を作って、それが何になるんだ」

と思っている人もいるかと思います。

 

こんな球体から生まれた作品がこちらです。

 球体は頭の部分に使われています。

青色のフィラメントでつくったため、そこからソニックを作ってみました。

 

↓↓証拠↓↓

もちろん何をつくりたいかがあってこそのではあるので、完全な球体ではなく、長細い丸であったり、途中でへこみがある丸を作りたい!など出てくるかと思います。

 

今回紹介した①の方法と③の方法であれば、いろんな形に対応できるようになっているので、是非挑戦してみてください!

 

それではまた別の記事でお会いしましょう!