3DペンLab

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3Dペンで平面をきれいに描く4つのコツ!

3Dペンにおいて、平面をきれいに描くことは最高の作品を作る第一歩です。

センスや適性はありません。

コツを知れば誰でも描けるようになります!

 

 

こんにちは。3Dペンクリエイターのこっとんです。

 

それでは

『平面をきれいに描くコツ』

をのご紹介です。 

私の試行錯誤の結果です!

それではどうぞ!

目次

 

コツ①:3Dペンの描き始めに気を付けよう!

3Dペンでまず最初に気を付けるべきことが

『描き始め』

です。

 

これは平面でも立体でもいえることですが、3Dペンは描き始めがとても重要です。

最初はその場で少しフィラメントを出して、描くものに対してしっかり接着したのを確認してから描き始めるようにしましょう。

 

最初上手に台紙に接着しないと、フィラメントが持ち上がってしまい、その後がうまくいかなくなります。

 

3Dペン描き始め比較画像


コツ②:ペン先と台紙(描くもの)との距離に気を付けよう!

 ペン先と台紙(描くもの)の距離は、3Dペンを行う上でとても重要です。

 

よくあるのはペン先と台紙距離が遠いパターンです。

距離が遠いと台紙にうまくくっつかず、後からすぐに離れてしまったり、まっすぐに線を描きたくても、うにゃうにゃ曲がってしまいます。

 

どちらかと言えば近い方がいいですが、近すぎると書いた跡がつぶれたようになってしまうので注意してください。

 

一番の理想はペンを台紙に対して垂直に立て、ペン先と台紙の間に紙が一枚入るくらいの感覚をキープして書いていくことです。

 

ただ、この距離感をキープするのは最初は難しいので、その場合はペン先を台紙につけてしまっても構いません。

その場合は描く方向に対してペンを少し傾け、ペン先と台紙の間にスキマが生まれるようにして描いていきましょう。

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コツ③:ペンを動かすスピードに気を付けよう!

 初めて3Dペンを使うとき誰もが感じますが、3Dペンはフィラメントが出てくるスピードが結構遅いです。

 

一番早い3Dペンを使用しても、ボールペンやシャーペンのように自分の描きたいスピードでかけるわけではなく、そのスピードはあくまでも3Dペンの性能に依存します。

 

なので最初は感覚がつかめずペンを速く動かしすぎてしまうことが多くなります。

速く動かしすぎると線が極端にほそくなったり、台紙に接着しなくなってしまいます。

ペンを動かすスピードはむしろゆっくり過ぎる方がいいくらいです。

 

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ペンを速く動かしすぎると線が細くなってしまい、台紙にくっつかなくなります

狙ってこの細さを出しに行くときはいいのですが台紙にしっかりと描きたいときは向いていませんね。

逆にゆっくりと描くと、1本のラインは太くなりますが、その分しっかりと描くことができます。台紙にもしっかりとくっつきます。

コツ④:ペンを動かす向きに気を付けよう!

 4つ目のコツは、ペンを動かす向きです。

 

これは3Dペンに限らず、ペン全般に言えることですが、右利きの人の場合、左から右にまっすぐ線を描くのはスムーズにいけます。

しかし右から左に線を描くのは難しいはずです。

 同様に下から上にペンを持っていくのも難しいです。

 

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描きたいものがあって、平面で書くとき、無理に一筆書きをしようとせず、可能な限り右から左、上から下にペンを動かすようにしていきましょう。

そうすることでミスが減って、きれいに描くことができ、結果的には時間短縮になるかと思います。

 

平面が上達したらできること

ここまでで紹介したコツをまとめると、

 

☆3Dペンは描き始めに注意して、ペン先と台紙の距離をなるべく近づけて、ゆっくりペンを動かすように心がけよう!

という感じになります。

 

3Dペンは『立体にかける!』というのが売りのツールだったりしますが、平面を上手にかけるようになることは、3Dペンの上達には欠かせません。

 

平面が上手にかけるようになったら、好きなイラストやキャラクターを印刷して、描いてみましょう。

簡単にオリジナルのキーホルダーや部屋に飾れるグッズが作れます。

(写真)

 

平面の上達は立体にも活きてきます。

3Dペンで立体の作品を作るとき、骨格を作ってから作ることが多いですが、骨格の最初は台紙に描くところからスタートします。

平面をきれいにかけるようになることで、立体の作品も上手に作れるようになるのです。

 

最後に

今回紹介した平面をきれいに描くコツは3Dペンの基本となる部分です。

 

平面がきれいにかけるようになると、いろんな作品の土台部分が上手に作れるようになっていくので、是非参考にしてみてください!

 

それではまたほかの記事でお会いしましょう!