3DペンLab

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3Dペンでラッコを作ってみた

ラッコって可愛いですよね。最近ラッコにはまっています。

なので今回は可愛いラッコを3Dペンで作りたいと思います。

可愛いラッコは完成するのか!?

 

 (↓しぐさや生態が最高にかわいいラッコ↓)

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ということで早速ラッコを作っていきたいと思います。

 

目次

 

~用意するもの~

・3Dペン

・フィラメント(グレー・白・黒)

・はんだこて

今回は3Dooderstartという低温で使用できる3Dペンを使用してみました。

使用するフィラメントは3Dooderが販売しているフィラメント(正確にはプラスチックスティック)で、70℃くらいで溶けます。

 

ペン先から出てくるころには人が触っても大丈夫な温度になっているので、小さいお子様でもやけどの心配がありません。

通常の3Dペンで使用するPLAやABSという素材と違い、少し粘り気があるのが特徴で、書いた直後は粘土のような触感でした。

 

もちろん通常の3Dペンでの制作も可能です。

①下書きを描く

まずは下書きを描きます。

この時点で大きさが決まるので、作りたいサイズの大きさをイメージして下書きをしましょう。

 

写真上は、ラッコを真横から見た時のイラストで、写真下はラッコの身体を真上から見た時の形です。

 

ただし今回はラッコの画像やイラストを参考にしたので、下書きは想像で描いている分適当です

結果可愛くなればいいかなと。

②体の外枠(アウトライン)を作る

身体の外枠を作るため、下書きをした2つのイラストの身体の部分の線を3Dペンでなぞります。

2つの枠線をクロスするように重ねます。

接合部分は3Dペンでくっつけることができます。

ナスのようになりました。

ナスに対して縦⇒横に線を描き、ナスをよりナスに近づけていきます。

ある程度のところまで線を描き、ラッコの身体に見えてきたら、身体の外枠は完成です。

3Dペンはこの段階であれば、形の修正が力技でできるので「もう少し身体を反らしたい」「もっと薄くしたい」などがあればこの段階で修正しましょう。

③顔を作る

上の写真の2枚のように、顔も体と同様に、正面と横から見たラッコの外枠をなぞるところからスタートします。

ここでサイズ感が決まるのですが、下書きからわかるように、サイズ感をめっちゃ迷っています笑

 

外枠が2つ作れたら、クロスして重ねます。

3Dペンで間をつなげながら指で形を整えます。(←ここが重要)

ラッコの顔に見えてきたら、さらに細かく塗りつぶして目や鼻、口を描きます。

だいぶラッコの顔に見えるようになってきました。

バランスやポーズを考えながら体に頭をくっつけます。

④体を塗りつぶす

ここでは先に手を付けてしまいましたが、手足をつける前に身体を塗りつぶした方がいいです。

手や足などのパーツを先につけてしまうと、場所によって塗りつぶせなく部分が出てきてしまうので注意しましょう。

⑤手足をつける

脚をつけます。

今回作成したラッコはサイズが小さいので脚はなんちゃってで作成しました笑

特に深くは考えずラッコの画像を見ながら作ってみました。

 

これで形は完成しました。

これで終わりにしてしまってもいいのですが、少し納得がいかなかったので、ここから少し加工を加えます。

⑥毛並みを作る

拡大したため画質が悪くなってしまいましたが、はんだこてを使って毛並みをつけていきます。

いったん全体をならして平面にしていきます。

その後こての先を使って、線を入れるように毛並みを全身に入れていきます。

毛並みを入れることができれば完成です。

かわいいラッコが完成しました。

完成品のサイズは全長10センチくらいの小さいサイズです。

最後に

いかがでしたでしょうか。

 

今回のラッコで私自身、毛並みをつけるということに初めてチャレンジしました。

それなりにうまく行ったので次の作品でもまた挑戦してみようかと思います。

うまく行ったと思えると、また次に新しいことにチャレンジしてみよう!と思えます。

そういった成功体験がとっては大切だったりします。

 

3Dペンはそういった成功体験をたくさん身につけられるツールなので、みなさんも是非いろんな作品に挑戦していってみてください。

 

それではまた別の記事でお会いしましょう!